測量の精度

境界確定・測量

測量方法は、二つのやり方に分かれているように思う。どちらの方法で行っているのかは人や会社により異なる。そして、どちらの精度が高いのか?

予算が無く早く安く済ます方法と、事故や間違いの起きにくい方法とに分かれることは間違いないと思う。依頼者にとって何を優先するのか?また、仕事を受けるものの責任が問われていることも確かだ。

「対象地をピンポイントに」と「外堀を埋めた結果」

対象地をピンポイントに

内から直接、点数を少なく。費用は安く、測量作業の時間も掛からない。

対象地の現況を把握するためにはこの程度でよいのかもしれません。ただし、境界確定となると後日のトラブルになるリスクが多分にあります。

  • 境界標が動いてないことを検証できない。
  • 隣接地が旗状の土地だったときに、隣地側に境界が転んでしまっていたとしたら隣地を建築不可の土地にしてしまう可能性がある。
  • 対象地が小さくなってしまっていたとしても原因究明が出来ない。

外堀を埋めた結果

外側を測った残りが本地。測量点数が増える分、作業時間も長く、費用も掛かってしまう。ただし、隣地との整合性を確認することが出来るので、復元性も高く後のトラブルになりにくく、測量後の安心度も高くなる。

測量費用をとにかく安くという考えはとても危険で、測量費用が高くなったとしても不動産の価値や売却時の価格を考えると、取るに足らないほどたかが知れていると思われます。取引の安心を買うと思えばとても安い費用だと思います。

不動産の境界トラブルは絶対に避けたいことのひとつなので、安易な手抜きは絶対に避けてほしいところです。

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