遠方にお住いの宮前区に空き家をお持ちでご相談先をお探しの方へ

相続
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鷺沼の土地家屋調査士です。不動産業者登録もしています。現在は不動産を売却する方の境界確定測量がメイン業務になっています。不動産会社や建築会社、税理士・司法書士の先生方のご紹介が大半ですが、物件のご所有者様から直接ご相談のご連絡をいただくことも増えてきました。

どこにお住まいでもインターネットで世界中どこの誰といつでも話せるようになったにも拘らず、個人や家族で営業している零細企業が存続できている理由を考えてみました。

圧倒的資金力で全国規模のネットワークを擁する大手不動産会社と個人との関係性重視の個人事業主

大手不動産会社

綺麗に完成されたホームページと店舗・営業マンの数、そして完成されたマニュアル。数多の一括査定サイトに名を連ねる大手不動産会社。グーグル検索をするまでもなく至る所に貼られた広告やバナー、インターネットに接続さえすれば必ず目にする大手不動産会社。

何の問題(隣地との紛争、境界未定、私道の通行掘削承諾や相続未登記による真の所有者の判別など)も一切なく、きれいに保持・管理されてきた不動産なら、広いネットワークと潤沢な広告宣伝費をフルに使ってもらいオークションのように高値で売却してもらう方法が一番だと思います。

大手不動産会社の唯一といっても過言ではないデメリットは、完全分業制をとっているところが多いことと担当者の移動(転勤)の多さです。引継ぎが十分にできないまま移動になるので新しい担当者に一から事情を再説明する必要が生じることも多々起こります。知らなかった!では済まないのが不動産取引です。営業マンのミスが原因で問題になったとしても、大手の場合、弁護士団に窓口が変わり、損害を被ったお客様が泣き寝入りをせざるを得なかったという話もよく聞きます。

価格に拘り過ぎて、これくらいは大丈夫。ではなく、まずは問題の有無を確認して、これなら大丈夫という物件でしたら安心して大手さんに高く売ってもらってください。

地元零細企業・個人事業主

資金力の乏しい零細企業が、大々的に広告を出し続けることはできません。一件一件ひとつの取引を大事に丁寧にまとめるように活動します。一つのミスでお客様に迷惑をかけることになるだけでなく、会社の存続すらできなくなる可能性が高いからです。

たとえば、現地と公図の形が違う。法務局には地積測量図も備え付けられていない。長い年月で代が変わったり建替えたりしているうちに隣地と境のブロック塀が本来の境界からずれて築造されてしまったことに気が付かないでいた。あるいは、隣地の意向で隣地がお金を負担して境界線上にセンター積みでブロック塀を作ったが、その後、道路の舗装工事の際に境界標が紛失しまったが放置していたまま相続が起きてしまい、境界の位置をブロック塀の所有者と隣地がブロック塀の端と勘違いして思い込んでしまった。こうなると越境していただけのことが境界線の勘違いで、間違った境界線で合意してしまい登記申請してしまうと土地が小さくなったり大きくなったりする問題が発生したりします。

そのようなことを避けるためにも境界確定測量は大事なことです。仮に境界確定に100万円費やしたとしても正しい面積が証明されることで、査定額が100万円以上高くなったり、売却時に200万円以上高く売れたりすることはよくあることです。さらには、隣地との関係性も判明しますので、後のトラブルの素を事前に解決しておくこともできるようになります。

ほかにも、何代にもわたって相続登記がされていなかった不動産を売却したいとなっても先に相続登記をしなければなりません。相続関係を調査することも容易ではありませんし、何人の相続人が存在するのかも不明です。何でも弁護士や司法書士に依頼していたのでは、費用ばかりが嵩むだけです。急ぎでなければ自分で動くことで費用を抑えることもできます。調べ方も、丁寧に教えてもらえます。

また、遠方に不動産がありそんなに頻繁に行くことが出来ないときには、電話とメール、そしてZOOMなどの画像通話を上手に利用することもできるようになりました。

当社にも、新潟、小倉、琵琶湖など遠方の物件相談が今年もありました。すべて相続がらみですが、私自身が動いても交通費と時間が掛かるだけですし、何よりその土地独自の慣習が分かりませんので、知人を紹介したり、お客様と一緒に信頼できそうな業者を探したりしてご対応させていただきました。

宮前区に不動産をお持ちで遠方にお住まいの方はご連絡ください

私、朝比奈資明も鷺沼を拠点に不動産に関する仕事をしている個人事業主です。業務の大半は、何かしらの問題がある物件の相談から始まります。私自身は、土地家屋調査士と宅地建物取引士として業務にあたりますが、相続が関係している案件が多く、提携している司法書士や税理士、ときには弁護士の先生とも共働でお客様の不動産相談に対応しています。

10歳のときに宮前区に越してきました。富士見台小学校、宮前平中学校と地元の学校出身です。宮前区内の物件でしたら毎日でも見に行くこともできます。

相続したが1回も見に行ったこともない。地方や海外など、遠方に越して居を構えてしまい空き家のまま放置状態になってしまっている。など、宮前区に気になる不動産をお持ちでしたら、是非ご連絡ください。一度ゆっくりとお話を聞かせてください。

その後、私から追客の営業電話などすることはございません。その点はご安心ください。

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