圧倒的に人数の少ない土地家屋調査士という資格者

不動産

不動産業界で働いていると異なった士業者が連携して業務にあたることが度々あります。また、お互いにお客様を紹介しあうことでクライアント様により良いサービスの提供ができています。

日常生活で不動産屋さんを見つけることが難しいということはありません。日本中どこに行っても駅周辺には不動産屋さんの看板があります。何か法律相談が必要になったらインターネットで簡単に見つけられます。

不動産の取引があると銀行や不動産会社に司法書士の先生を紹介してもらうことも多いと思います。

私たち土地家屋調査士も司法書士や弁護士の先生との交流はたくさんありますので、紹介できないということはありません。

ですが、司法書士や弁護士の先生方の中には、土地家屋調査士との繋がりをお持ちでない方も多くいらっしゃるようです。金融機関に至っては、銀行の支店長でさえ不動産登記も全て司法書士の業務だと思い込んでいる方がいます。

なぜこんな事になっているのか、それは土地家屋調査士という資格者の人数が少ないからです。どのくらい少ないのか、他の士業の人数と比較してみました。

資格者の人数

2020年の国勢調査による日本の人口をもとに各有資格者の人数を調べてみました。統計年度に数年の違いはありますが、大きな違いはないので考慮しておりません。

日本の人口 1億2622万人(2020年国勢調査による)

弁護士 4万3178人(日本弁護士連合会のホームページから引用)

https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/membership/members.pdf

司法書士 2万2718人(日本司法書士会連合会のホームページから引用)

https://www.shiho-shoshi.or.jp/association/release/rengokai-data/

宅地建物取引士 109万9632 人(宅地建物取引士の統計概要から引用)

https://www.retio.or.jp/toukei/pdf/stat_s.pdf

行政書士 4万9480人(日本行政書士会連合会のホームページから引用)

https://www.gyosei.or.jp/about/disclosure/membership.html

税理士 7万9280人(日本税理士会連合会のホームページから引用)

https://www.nichizeiren.or.jp/cpta/about/enrollment/

1級建築士 37万3490人(公益財団法人建築技術教育普及センターから引用したSAT株式会社のブログから引用)

https://www.sat-co.info/blog/1kyukenchikushi200008/#1

測量士 24万人(国土地理院の実態調査報告書から引用)

https://www.gsi.go.jp/common/000222286.pdf

土地家屋調査士 1万6471人(日本土地家屋調査士連合会のホームページから引用)

https://www.chosashi.or.jp/media/2020_079-104_chapter05.pdf

比較

弁護士

国民2900人に一人(0.03%

司法書士

国民5500人に一人(0.018%

宅地建物取引士

国民100人に一人(0.87%

行政書士

国民2500人に一人(0.04%

税理士

国民1600人に一人(0.06%

1級建築士

国民340人に一人(0.3%

測量士

国民500人に一人(0.19%

土地家屋調査士

国民7600人に一人(0.013%

土地家屋調査士の今後

国土の小さい日本の国において、土地の境界を管理して登記記録に反映させ公に告示することの重要性が小さくなることは考えられません。

また、全国に16000人しか有資格者がいないという人数が少ないこともあり、まだ当分は重要な資格であると思います。

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