ムーミンとかもめ食堂
もう1回は行きたい国です、フィンランド。ピースボートで寄った時には、ムーミンとかもめ食堂であたまの中がいっぱいで、時間内に移動することに精一杯でした。もっとゆっくりと空気、味、雰囲気を楽しんで来ればよかった。。。サンタクロースの国だってことも忘れてました。
たまたま一緒に乗船することになってご縁をいただいた人たち。言葉を交わして、気があった人数名とは今でも連絡が取れる。みんながそれぞれいろんな刺激をもらい、多様性に触れたひと月でした。
乗らなければ知らなかった国々。会わなければ感化されることもなかった人生観。知っちゃったからにはまた乗りたい船です。小学校の修学旅行のような温かい思い出です。
19.2016年6月1日 ヘルシンキ フィンランド
今日もタイトな一日。でも大満足の一日でした。
いくら街の中心とはいえ、電車・バス・トラムのターミナルを全て一箇所に集中させたら旅人には分かりません。折角11時前にそこにいたのに、何で行くのがベストなのかが分からず特急電車に乗れた時には、12時過ぎ。ターミナルでバスケットを買って車内食。
ムーミン谷へは2時頃到着。帰りの電車が、3時過ぎの予約だから正味1時間もありません。ムーミンの展示品の鑑賞、ところでムーミンって何でしたっけ?妖精?かば???
『ただそこにある存在』。ん・・・・・。
やっと、お土産買うことできました。こんな些細なことでも、早く終わらせておかないと結構気になり続けるものですね。
このムーミン美術館ですが、今月末で移転するらしいです。どこに移るのかは分かりませんが、一度は来る価値十分です。すっごく懐かしく、この中にいる時だけは子供の頃に戻ったように心から癒されますよ。
急いで移動、「かもめ食堂」。映画の撮影時とは若干改装しているとのこと。確かに店主は、小林麻美ではなかったし、片桐はいりのサービスもなかった。店の看板には、当時の日本語表記が残っているが、今はフィンランドのカフェレストランとして営業している。お店の看板メニュー(?)ミートボールのベリーソースあえとシナモンロール。どちらも想像以上に美味しかった。特にベリーソース、日本のあの甘―いソースと違って、さっぱり甘く少しパサパサぎみのミートボール(ところで何の肉?)によくあってました。僕は日本のミートボールよりこちらのほうが好きだな。
このかもめ食堂からが時間との戦いだったんです。本日の帰船リミット18時。かもめ食堂到着17時20分。オーダーと同時に、17時40分にタクシーに来てもらうよう手配のお願いと事前の会計。17時30分料理が出てきた。僕は食べるのが遅いほうだとの自覚あり。一生懸命にできる限り早くかつ味わって食べてたら、店員さんからシナモンロールを持ち帰るようにパックしますか?とのお声がけをいただく。このお店、残りを持ち帰るサービスはしていないと聞いていたのですが・・・
お言葉に甘えさせていただくことに。なんて気持ちのよい心配りのできたサービスをするお店なんだろう。と、感心してたらタクシーが来た。精一杯の感謝の意を伝え、タクシーへ。無事、5分前に到着、乗船。
大満足の理由が伝わりましたよね。
でもひとつだけ、一切街の観光はできませんでした。。。次の機会にとっときます。
第91回ピースボート フライト&クルーズ日記 ひなひな(船上ニックネーム)著
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