【第91回ピースボート】フライト&クルーズ 5,6日目クルージング

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ピースボートツアー初の船上生活

陸に着かない日が初めて続いた。欧州各国を沿岸に沿って移動するフライト&クルーズは、一日おきには隣国へ到着するが、本来の世界1周するピースボートの航海では、1週間以上も船の上なんてことは当たり前のことらしい。

海が穏やかだったのか、船もここまで大きな客船になると揺れを感じなくなるのか、どちらが正しいのかよくわからなかったが、船酔いの気配もなく、新しい価値観との触れ合いを海の上で楽しんでいました。

僕にとっては、戦争や難民問題はニュースで読んだことがあるといった程度しか知らなかったし、全く自分には関係のないよその世界のことでした。そこに関わるドクターの生の体験を直に聞くことも初めてで、かなりショックな衝撃的な経験となりました。

さらに、LGBTの話。知らなかったとはいえ、こんなにも身近な問題だとは思いもしませんでした。無関心、思い込みがどれだけ人を傷つけることになるのか、僕も自分がジストニアという持病を持ったことで、障碍者と呼ばれるようになって初めて考えるようになりました。

いかに狭い世界観の中で生きてきたのか、なんて幸せな人生だったのだろう!普段、人と比べることをしない性格でも、能天気さに呆れてしまうほどでした。

下船後にお会いした同船者との動画です👇

5.2016年5月16日 クルージング

朝食後、8階へ。バーの中に田中さんと歓談中のロンポス先生と担当のマットを発見。マットが1人だったので、先に昨晩の無礼を謝罪。

今後の取り組みを伺う。新しく乗船されるドイツを中心にジャーナリストとしてご活躍の田中さんとロンポス先生の対談を企画中とのこと。ギリシャにとっては、経済格差だけを比較すればドイツも日本も大差ないと思うからぜひ実現させてほしい。田中先生の回答しだいらしい。実現は間違いないだろう。

僕にとっては、一番聞きたいところだ。

昼食前に事前準備中のロンポス先生を発見。昨晩の謝罪にはじまり、自分の中の人生に対する考えが、ここ急速に変化していることを感じていたので、その旨および今後もかかわり続けたい気持ちがあることも正直に伝えた。

自分の仕事を通して生み出すことができた利益の一部をギリシャに寄付することぐらいしか思いつかない現状もつたえ、先生とのパイプまたお互いの各国へのコネクションを共有することでお互いが幸せになることを相互に確認し、双方、帰国後も協力関係を維持し続けることを約束できた。

先生の年齢からか今の希望は、「大学に戻り、自分のテーマの研究の再開。そしてまた今の自分の役割の後継者が現れること。」

何をどこまで協力できるかわからないが、とりあえず先生のお持ちの資料をすべてメールしてもらうこと。私からはホームページの中に、ギリシャ支援およびシリア難民のための協力を続けることを約束した。

6.2016年5月17日 クルージング

ロンポス先生の質疑応答。

特筆すべき事項なし。

パレスチナ難民について自主的に個人で活動されている長山さんをロンポス先生に紹介。

今後(帰国後)お互いに情報を、共有し、協力し合いながらの継続した活動を約束した。彼女からの情報、活動方法等、学ばなければならないことはとても多いだろう。

田口さん(ドイツ在住・ジャーナリスト)の講演会に途中参加。2020年脱原発。生活事情・特に税金および福祉医療、教育。

税金が高い分、その使い方もよく考えられていると感じた。はっきりとした見本があるのに、なぜ日本は、見習うということをしないのだろう?

ドイツをEUのリーダーとしてしか考えていなかった自分の知識を恥じた。また、如何に日本での情報公開が、捏造されたものであるのかを再認識させられた。

セクシャルマイノリティーをテーマにした「普通ってなーに」のワークショップ。

LGPTの対応。各国様々だが、ただ器を間違えて生まれてきてしまった人の、カミングアウトするまでの苦悩。日本では、遅れすぎている現実問題。

質問ひとつとっても、当事者の方たちには苦悩でしかないため、ほっとくか認めたうえで、普通に対応してもらいたかった。

ようやくここ近年になって、社会的にも認められだした。彼ら彼女らへは、当然のごとく「男性は女性を、女性は男性を好きになるものだときめつけること」が、偏見である。日本はまだまだこの事実(彼・彼女)を認めるというところまでも達していない。

一人ひとりの理解からはじめるしかないのだろう。

このようなワークショップでの講演をもっともっと増やしていってほしいと思うが、現役を退いたご年齢の日本人にまで、理解を求め、法改正までいくには、現実的には程遠い問題だ。

第91回ピースボート フライト&クルーズ日記 ひなひな(船上ニックネーム)著

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