「境界標が無くなった!」どうすれば復元してもらえるのか

境界確定・測量
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先日まであった境界標がない!

隣地や道路などで工事が行われた後によくある出来事です。境界標が自然になくなることはありません。電柱の移設や設置工事、上下水道管など埋設管の補強や取り換え。U字溝の敷設工事。隣地の解体工事、ブロック塀やカーポートの新設。様々な原因が考えられます。

境界標の紛失をそのまま放置して於いて良いことなどひとつもありません。後日のトラブルのもとになるだけです。さらには、境界標の復元をするために土地家屋調査士に依頼したら安くない費用を負担することになります。

おかしくないですか?なんとも理不尽なことですが、現実にはよくあります。

でも、誰にどう相談したらよいのか分からないから、そのままにしておいた。それだけはやめてください!

気付いたら即行動する

まだ工事をしている最中なら、その工事をやっている人に現状を伝える。そして必ず、その工事の現場監督を呼んで現地確認をしてもらい名刺をもらうか連絡先を聞き、その工事の発注者へ現状を報告してもらうようにする。

既に工事が完了していて、現場に誰もいなくなってしまっていたら、工事前の案内書やあいさつに来た人の名刺などを探して連絡する。

全く連絡先が分からない場合。道路や電柱など公の工事は管轄の区役所などに相談すると調べて教えてもらえる可能性が高いです。解体工事やブロック塀などの外構工事が原因だと思うときには、少し面倒ですが、法務局へ行って登記記録を調べることになります。工事現場の土地の所有者が判明したら、その所有者へ手紙を書くか、お近くの方なら実際に訪問して事実をお伝えし、ご対応してもらえるようにお願いしてみましょう。このときに、犯人を決めつけたような話し方をしないように注意してください。初対面で高圧的な方の話を聴くことが出来るひとはなかなかいらっしゃいません。どんなに優しく協力的なひとでも、いきなりけんか腰に話してくる人の話は聴いてはくれません。

目的は犯人探しではなく境界の復元

故意に境界標を紛失させる人はなかなかいらっしゃるものではありません。工事中、偶然に起きてしまったことだと思います。誰がどこでどんな工事をしたのか分かれば、どのタイミングでどのように紛失したのかも想像できます。

そこまでわかれば穏やかに話しあえば解決することだと思います。

物を壊したら壊した人が弁償する

当然のことだと思いませんか?!

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