【第91回ピースボート】フライト&クルーズ 初日ドバイ空港

旅行

船に向かって

ジストニアの治療で仕事もまともにできなくなり、毎日の大量の服用で気力も落ちていた2015年のことでした。ふと目についた新聞広告。1か月でヨーロッパを1周できる船旅。すぐに資料を取り寄せました。

第91回ピースボート フライト&クルーズ 33/34日

『最後の旅行かもしれない』こんな気持ちで資料請求したと思います。『でも、行けたら何かできるようになるかもしれないし、もし何かあって帰ってこれなくてもそれも仕方ない。一度はヨーロッパに行っておきたい。。。』

そのくらい未来のことがどうでもよかった。そんな時に思い切って申し込みました。

いよいよ出発。1か月分の荷物はおっきなトランクひとつ。

『どんな人と相部屋になるのかなぁ

この旅行中は薬が効きすぎて失禁しませんように

船酔い、大丈夫だろうか』

ヨーロッパ初めてなのに楽しみよりも不安の方が多かった気がします。

飛行機に乗ったらそんな不安もどこかに消えた。ほんとに旅好きなんだなぁって、ワクワクする気持ちでいっぱいになりました。今回の旅行は、オプションのツアーには参加しないで出来る限り一人で行動してみよう。一人なら観光地だけじゃなく下町やその国の普通の一般的な街へも立ち寄れるだろうと思ってました。

スラム街っぽいところで怒鳴られたり、警官に嘘をつかれたり、迷子になったり、ぼられたり大変な目にも遭いましたが、何より船に迷惑をかけてしまったことが申し訳なかったです。

とても大切なものをたくさん得ることができたひと月でした。旅行中、寝る前に書いた備忘録のような日記を1話ずつ投稿していきます。その時撮った写真は動画にまとめましたので、その国の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。動画の言葉は、日記を読んだものです。

1.2016年5月12日

ドバイ空港 着陸前の機内から

一面の砂漠に、田の字状にきれいに舗装された道路が見える。

しばらくすると、区画整理された砂漠に家らしきものが見え始める。

なんて表現すればきちんと伝わるのだろうか。

数が極端に少ない。おそらく1区画100坪はあると思う。

ただし、日本の家とは異なり、区画された中に家らしき形状の屋根は見えるが。。。。。

どの区画も庭らしきところに、緑がない。

ただ砂漠の上に道路を作って、区割りして家を建てたのだろう。

だから庭は砂漠の一部。砂のままだという。

着陸時にフライトアテンダントにそのまま質問した。

ドバイの気候(典型的な砂漠の気候、昼間は暑すぎ、夜は寒すぎる。さらに、その土壌は砂。)のせいで、植物が一切育たないらしい。

写真を撮っておきたかったが、すぐに着陸してしまった。

次のフライトの際、撮ればいいと思っていたが、海へ向かって離陸。。。。残念。

ちなみに、今の現地時間、9時AM、気温38度。

第91回ピースボート フライト&クルーズ日記 ひなひな(船上ニックネーム)著

船と合流するギリシャへ向かう途中の飛行機の中で書いたものです。写真を撮る余裕もなく動画もありません。次回のギリシャでは、『人生とは?』を考えるきっかけとなる人に出会いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました